2015年1月18日日曜日

物件への損壊行為①

管理上の番号、室名などは整理後に通し番号とRenameを行う。



損壊箇所は二階部分

オレンジ色の補修作業が行われている。

当日の破壊行為の動画などは存在しないが
事件後の状況の確認から
外部からの侵入のために脚立上などから
打撃を与えた可能性と
内部から打撃を与えた可能性が考えられるが
下図の壁材の破片類の散乱状況から
内部からのかなりの打撃を行ったことが伺われる。

素手による打撃か
何らかの道具による打撃かは
断定はできないが
壁の位置から耐力壁であり
内側が空隙部分ではなく
筋交いによる補強が
入っていたと考えられる。

在来木造工法で通し柱に直接接する壁を破壊することは
建物の構造への影響があまりに大きい。

※昨日1月18日NHK放送の「首都直下地震の恐怖」においてキラーパルスの耐震癖の破壊写真がちょうどあったので差し込んでおく。このような破壊を行ったのである。



建築基準法改正前の構造基準によること
改築が行われていないことから
耐震力にかなりの影響を及ぼしたことが考えられる。

被疑者による原状回復・損害賠償などは行われていない。

時期的に2014年度後半であり
夜はかなり気温が低下する。

オーナーによる補修が翌日行われるまでそのままであったことを考えると
建築物内への住環境(保温力等)へ及ぼした影響も多大なものがある。

また人がくぐれるほどの大きさであるため
保安上与えた影響も大きい。

一階が店舗スペース(店舗併用住宅)であり
地域コミュニティへの信用の失墜行為
夜間の破壊行為(21:00前後)ということで
これだけの破壊には相当な打撃音が発生したことが伺われる。

周囲へ与えた恐怖、不安感は筆舌に尽くしがたい。

資産価値へ与えた損害は大きく
補修工事実費だけでは終わらない
悪質な破壊行為である。





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