損壊箇所は二階部分
オレンジ色の補修作業が行われている。
当日の破壊行為の動画などは存在しないが
事件後の状況の確認から
外部からの侵入のために脚立上などから
打撃を与えた可能性と
内部から打撃を与えた可能性が考えられるが
下図の壁材の破片類の散乱状況から
内部からのかなりの打撃を行ったことが伺われる。
素手による打撃か
何らかの道具による打撃かは
断定はできないが
壁の位置から耐力壁であり
内側が空隙部分ではなく
筋交いによる補強が
入っていたと考えられる。
在来木造工法で通し柱に直接接する壁を破壊することは
建物の構造への影響があまりに大きい。
※昨日1月18日NHK放送の「首都直下地震の恐怖」においてキラーパルスの耐震癖の破壊写真がちょうどあったので差し込んでおく。このような破壊を行ったのである。
建築基準法改正前の構造基準によること
改築が行われていないことから
耐震力にかなりの影響を及ぼしたことが考えられる。
被疑者による原状回復・損害賠償などは行われていない。
時期的に2014年度後半であり
夜はかなり気温が低下する。
オーナーによる補修が翌日行われるまでそのままであったことを考えると
建築物内への住環境(保温力等)へ及ぼした影響も多大なものがある。
また人がくぐれるほどの大きさであるため
保安上与えた影響も大きい。
一階が店舗スペース(店舗併用住宅)であり
地域コミュニティへの信用の失墜行為
夜間の破壊行為(21:00前後)ということで
これだけの破壊には相当な打撃音が発生したことが伺われる。
周囲へ与えた恐怖、不安感は筆舌に尽くしがたい。
資産価値へ与えた損害は大きく
補修工事実費だけでは終わらない
悪質な破壊行為である。
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